思わぬ伏兵

 食卓シリーズです。
 時事問題入りのちょっぴり真面目を装ったギャグ。
 本当は寝かせて夏のコピー本にしようかと思いましたがやっぱり載せることしました。
 お楽しみ頂けましたら幸いです。
「何だかんだ言って良い物食べていたんだな。」
「どしたのルルーシュ。突然独り言なんて。」

 ナナリーを寝かしつけ片づけをしていたルルーシュの言葉にスザクが洗い終えた皿を布巾できゅっきゅと拭きながら尋ねた。
 ルルーシュ達が来てもうすぐ四季を一巡りするという頃だ。生活に慣れきり二人の関係に遠慮は一切無い。お互い元々反目しあっていたのだから遠慮は初めから無かったかもしれないが、親しみから生まれる気安さ故に最近のルルーシュはたまに昔のことを思い出したかのように話すようになった。
 数少ない仲の良かった兄弟のこと、母親を失ったばかりの父皇帝の言葉、常識外の行動を起こす異母妹とナイトメアフレームのパイロットだった母のこと。
 周囲にいた貴族達の冷たい視線や態度、けれどその背景にある理由とプライドまで理解していたルルーシュはスザクに理解できなくとも丁寧に語った。
 だが、今回の呟きは少々ジャンルが違うらしい。
 ルルーシュは水を止めて手を拭きながらスザクが拭き終えた皿を棚に戻しながら答えた。

「食材のことだ。
 最初はただ物を買うだけで精一杯。
 その後の調理や盛り付け片付けや他の家事に追われて全く気づかなかったんだが・・・ナナリーが言ったんだ。」

『ずっと思っていたのですが・・・なんだか鶏肉の匂いとか違いませんか?』

 ナナリーからすれば純粋な疑問だったのだろう。
 ルルーシュが味付けし焼き上げた鳥の照り焼きを一口食べて首を傾げながら言ったのだ。
 直ぐに日本とブリタニアの風土の違いによるものだろうと納得していたがルルーシュなナナリーの言葉を受けて改めて鶏肉の匂いに注意し、気づいた。

「あれはブロイラー特有の臭みだ。味付けばかり気をつけていて気づかなかったが鶏肉の旨みが少ない。」
「贅沢言うな。安い鶏肉は大抵ブロイラーに決まってるんだから。」
「思えば以前は皇室御用達の農場で育てられた鶏を食べていた。
 弾力があってジューシー、何より臭くない。」
「日本の地鶏だって美味いぞ。問題は鳥の種類よりも育て方だって聞いたことあるな。
 殆ど動けないような場所に押し込められて高カロリーの飼料で育った鶏と、広々としたお日様の下で目いっぱい運動して与えられる飼料だけじゃなく草や虫も食べて育った鶏とじゃストレスの有無ですっごい差が出るって桐原のおじいちゃんが言ってたよ。」
「よく覚えていたな。」
「でっかい鳥の串焼き食べながら聞いたから。あれは美味かった。」

 スザクの脳裏に浮かぶのはたまたま気まぐれで桐原が連れて行ってくれた料亭での料理。
 地鶏料理で有名なその店では鳥を使った様々なメニューがあったのだが、特にスザクの興味を引いたのは炭火鉢を用意しての鳥の炙り焼き。味付けは塩胡椒だけだったのだが鳥から滲み出る肉汁と噛む毎に鼻を擽る風味が絶妙で夢中で食べた覚えがある。
 次が焼きあがるのが待ち切れず生の肉に齧り付きそうになり怒られた事も忘れるくらいの思い出に浸るスザクにルルーシュの声は冷たい。

「食べ物に関してだけは記憶力が抜群に良いのは何でなんだ・・・勉強はなかなか覚えないのに。」
「一言余計だ!」

 ぷんすか怒りながらも最後の皿を拭くスザクの手つきは慣れにより無駄が無い。
 すっかりお手伝いが板についたスザクだが、それには理由がある。

「最後の皿おーわりっ★ ルルーシュ、デザート頂戴〜vvv」
「食欲魔神め・・・。」

 とは言え約束は約束。
 片付け終えた後のテーブルに緑茶を出し、冷蔵庫から取り出すのは5月の子供の日に覚えた柏餅。
 作り過ぎた餡子はまだ冷凍庫に保存されているのでまた別の餡子を利用したお菓子のレシピを探さなくてはと溜息をつきながらルルーシュが席に着くとスザクは満面の笑顔で柏餅に齧り付く。
 その横ではルルーシュが本日の買い物や使用した食材を書き出し家計簿に書き込んでは唸り始める。既にお馴染みの風景だ。
 以前よりマシ、以前よりマシと呟きながらも最近値段が上がり始めた食料品の数々に泣きたくなる。

「やっぱり食品の質は上げられないか・・・。」

 ナナリーの為に出来る限り良い物を作ってあげたいし食べさせたい。
 生みたての滋養卵で作ったプリンやケーキ、作りたてのバターを塗った焼きたてパン。皇宮にいた時は当たり前のように出されたものが今は遠い。それらを今、手に入れるには先立つものが必要なのだ。
 だがルルーシュに現金収入は無い。
 定期的に生活費は貰っているが、支給しているのは日本政府でありスザクの父ゲンブや後見である桐原である。
 スザクの世話をしていることもあり、以前より金額は増やされているが成長期にプラスして人の何倍も食べるスザクだけにあまり状況は変わっていない。
 家計簿をつけて無駄を出来る限り排除しトントンの状態で食生活の向上など望めるわけが無い。
 更にブリタニアとのにらみ合いもあり、食糧輸入に影響が出始めているのが更に痛い。

「低コストで美味しい食材を手に入れられれば・・・。」
「んな都合の良い方法あるかって。
 後は自分で育てるしかないんじゃないか?」

 ルルーシュの苦悩にスザクの正論は突き刺さり、撃沈させたのだった。



 * * *



 いつものお馴染みの商店街。
 本日もルルーシュはスザクを引き連れてアーケードを潜った。
 店主たちの呼び声が響く今の時間帯はタイムセールが集中する為か活気が満ちているように思える。
 はてさて一体何が原因なのかと首を傾げ歩き続けると子供を中心とした客が何かを囲っていた。
 傍にある肉屋の主人が苦々しい顔で人だかりを睨んでいるのを見て、ルルーシュは尋ねた。

「あの人だかりはなんです?」
「ひよこ売りだよ。衛生の問題があるからもっと別の広い所でやってもらいたいんだが・・・。」

 苦々しい表情で語る主人の気持ちはわかる。
 だが理由は衛生問題だけではないのだろう。
 この店では可愛らしくぴよぴよと鳴くひよこの親である鶏の肉を売っているのだ。
 ひよこを買ったその日に直ぐ傍にある肉屋で鶏肉を買って食べようという気には・・・少なくともルルーシュはなれない。
 実際ひよこを買った親子は少し肉屋を見やり素通りし、魚屋へと向かう。
 本日の売上に響くことは間違いないだろう。

「ま、ここの商店街では今日一日だけ。
 明日もこの街にいるけど別の場所でやるっていうから今日は見逃すけど。」
「そうですね。連日なら困りますけど一日だけなら。
 それにしても・・・やっぱりお肉の値段軒並み上がっていますね。」
「食糧関係の輸入量が制限されてて飼料が値上がりしたからな。」
「益々高級肉が遠くなった。」
「だーかーらー。やっぱり自分で育てるのが確実なんだってば。」

 ルルーシュと店主の会話にスザクも参加してくるが、二人はゲンナリとした表情で顔を見合わせる。
 言うは易いが行うは難し。
 鶏を飼うにも専門知識は必要な上に環境が整っていないと飼う事など出来ない。
 鳥の糞や匂いなど、周囲の家に影響が出る為に思いつきで行動できることではないのだ。
 今も飼料の値上がりについて話したばかり。
 環境があってもかかるコストが見返りに見合うかどうかは疑問だ。

「君は簡単に言うがな・・・。」
「そんな単純な話じゃないんだよ。ぼっちゃん。」
「確か野菜くずとかも餌に出来るって言うし・・・うちの周囲には虫とかいっぱいいるし。
 雌なら卵を生むじゃん?」

 ぴくり

 スザクの言葉にルルーシュの心が揺れる。
 生みたて卵の料理をナナリーに食べさせてあげられる可能性に視線がつつーっとひよこ売りに移った。
 見れば値札にはオスとメスの値段が書いてある。
 メスと違いオスは肉だけが目当てになるが育つ大きさによってはコスト以上のものが帰って来るかもしれない。
 だがしかし・・・大きな問題がルルーシュの頭に擡げる。

「いっぺん鳥の丸焼き食べたいんだ! だからルルーシュ丸焼き作ってv」

 すりすりと猫撫で声でルルーシュに言い寄るスザクはまるきり親におねだりする子供だ。
 だがルルーシュはそれどころではない。大きな悩みを抱えて少年は唸った。

「僕に捌けるのか・・・?
 鶏を絞めたり羽を毟ったり果ては包丁で・・・っ!」

 そう、ルルーシュの脳裏に浮かんだのは最終段階である肉を捌く作業である。
 これまで大事に育ててきた鳥に止めをさし、羽を毟り肉を解体するのだ。
 今まで食べて来た肉もそうやって食卓に上って来たのだ。主な作業を業者がやっていただけで何も変わりはしない。
 けれど迷いは生まれるし心に刻まれる痛みは想像するだけで恐ろしいものだった。
 だらだらとこめかみから汗を流し固まるルルーシュが何を考えているのかを知りスザクは何でもないように答える。

「散々魚捌いてきたくせに今更何言ってんだよ。」
「生きている状態で捌くのと一緒にするな!」
「人間は命を食べて生きてるんだ。肉は勿論野菜だって何だって生きてるんだから残酷なんて言い訳聞かない。」

 わかっている。
 だが頭で理解するのと感情が追い付くのとは話が違うのだ。
 血生臭い想像を振り切るように首をブンブンと振るとルルーシュは心に決めた。

《継続して収穫のあるメスこそ最良だ!》

「肉より卵だ。新鮮な卵があればオムレツや卵とじのオカズ、ゆで卵にしても良いし生のままでも良い。
 お菓子にも使えるし長期の収穫が望める。」
「ちまちまと卵産むの待つなんてヤダ。育てる時に腿の肉の弾力確かめて食べごろ待つ方が絶対いいって!」
「料理するのは僕だぞ!?」
「世話をするのは俺だ!!!」

 久々の睨み合い。
 お互いに譲れずショーケース前でギャンギャン喚くこと十数分。
 上から懇願する声が降って来た。

「あー、二人とも。
 明日あのひよこ売りが来る場所教えるから一度家で相談してから出直して。
 他のお客さん逃げちゃうじゃないか。っていうか既に何人か逃げちゃっておじさん泣きたいんだけど。」
「「あ゙。」」

 気づけばひよこ売りの周囲にいた客も通りを歩いていた他の客も全員注目している。
 ひそひそと囁く声には「ひよこ食べるの?」「ちょっと残酷よ〜。」「せめて此処で話するの止めてくれないかしら。」と非難する言葉が混ざっていた。

「「ごめんなさい。」」
「はいはい。悪気ないのはわかってるよ。
 でも・・・。」
「でも?」

 店主の疑問にルルーシュが首を傾げる。
 さらさらの黒髪に潤んだアメジストの瞳。唇はつやつやとしていてサクランボの様な色合いのルルーシュは日本人から見ても文句なしの美少年。
 一見可愛らしいしぐさに惑わされる他の客達はほぉっと溜息を吐くが、商魂逞しい店主はシビアだった。

「迷惑料に肉買ってって。」



 * * *



 本日の食事のメインは話の元になった鶏肉。
 迷惑料代わりの為にいつもより高めの地鶏肉(但し地鶏の中で比較的安めのもの)を使った親子丼。
 サイドメニューにわかめと胡瓜の酢の物と豆腐といんげんの味噌汁。
 それでもたりないと喚くだろうスザクの為に用意されたのはキャベツで余った鶏肉とキノコ類を包んでオーブン焼いたおまけをつける。
 それらの料理を全て平らげ片付け終えた二人は隣の部屋でリリアン編みに夢中になっているナナリーに聞こえない様に声を潜めて話し始めた。

 議題:ひよこを買うべきか買わざるべきか

 問題はいくつもある。
 飼う環境はあると言っていいだろう。
 枢木家は神社であるが故に他の家とは離れており敷地も広い。
 社に近づけさせなければ鶏を飼っても鳴き声で他の家が迷惑がる事もないだろうし、1・2羽程度ならば糞の始末も埋める場所が沢山あるので始末し易い。
 餌の事も考えると頭が痛いが普段の料理の時に野菜くずなどを生ごみとは分けて餌に加えればある程度は経費が削減できるかもしれない。
 全ては希望的観測ではあるが全くの夢物語でもないのでそれはさて置いておく。

 一番の問題は買うひよこの雌雄の区別である。

 ひよこ売りはメスと言ってはいるが、実はヒヨコの段階での雌雄の区別が難しいので正直言って怪しいものだ。
 メスの中にオスがいる可能性があるしその逆もありえる。
 それなのにメスの値段はオスの6倍なのだから間違ってオスを掴まされた時には泣きたくなってしまう。

「だが、どちらにしろ僕らにひよこの雌雄の区別なんて出来ないのだからここはメスを買おう。」
「そう言ってルルーシュは捌きたくないだけだろ!?
 雌なら卵とるだけで済むからって。」
「捌く時に匂いが充満するだろうが。ナナリーが気づくに決まっているだろ。」
「血の匂い・・・。」
「僕がオスを避けたい最大の理由はそれだ。
 血の匂いはナナリーにとって、僕にとっても忌避すべきものだ。
 母さんが亡くなった日の事を思い出すから。」

 視線を落とし悲しそうに呟くルルーシュにスザクは言葉を詰まらせる。

《そう言われたら俺が肉食べたいって言えるわけないじゃん。》

 二人がどうして日本に来たのか知っている身でそんな事を言い出されたらスザクに何も言えるわけがない。
 もしやこれは自分の意見を押し通す為のルルーシュの策略では?と一瞬考えるが、身体を震わせて俯くルルーシュは本当にあの日を思い出したらしくうっすらと涙を浮かべている。

《え、これもしかして俺が泣かした事になる?》

 どっと汗が溢れ出る。
 日本男児を名乗る自分が意図的でないにしろ守ると決めた友人を泣かしたという事実を突きつけられ、スザクは混乱し始めた。

《うわぁああっ! 泣くなよルルーシュ!!!》

「わ、わかった! わかったよ。
 賭けになるけどメスを何匹か買って飼育して大きくなって雄雌はっきりしたら改めて考えよう!!
 一応専門家の判断だし全部が全部オスでしたって事は無いと思うし、生みたての卵で作ったお菓子楽しみだなぁ!!!」

 ちょっぴり泣きたい。
 本当はお肉が良い。
 でもルルーシュ泣かすのも嫌。
 そんな思いから慰めているスザクの声に驚いて隣の部屋からナナリーが声をかけてきた。

「どうしたのですかお二人とも?」

《天使様っ☆》

 這いずって顔を出してきたナナリーに後光が差しているのがはっきりと見えた瞬間だった。



 * * *



「にわとりってクックアドゥルドゥーって鳴く、あの?」

 ナナリーの前では泣けない。
 泣くものかと涙を完全に引かせて微笑みルルーシュは頷いた。
 何の話をしていたのかと尋ねる妹にルルーシュは優しく優しく説明する。
 幸い枢木家は生き物を飼うのに十分な環境があること。そして今ひよこ売りが町にいることを。

「うん、その鶏を買ってね。」
「ペットを飼うのですか!?
 楽しみです。動物飼いたいと思っていてもなかなか機会がなかったですし。
 私も世話をお手伝いしますね。ちゃんとかわいがって最後まで大切にします。
 で、何か揉めていたようですがどうかしたのですか?」

 こっきん★

 無邪気な笑顔を浮かべる少女に二人は硬直する。
 そう、おかしいのは自分達である。ひよこを買うと言ったら普通はナナリーの様な反応をするものだ。
 ギギギと錆び付いたロボットのようにルルーシュとスザクは首を廻らし互いに顔を見合わせる。

《言えない・・・。》
《言えるわけない。》
《《食べるために雄雌どっちが良いか話していたなんて絶対ナナリーには言えない!!!》》

「あー、ルルーシュ。俺今思い出したけど鳥の羽アレルギーがあった気がする。」
「奇遇だな。僕も鳥のフケで鼻炎が酷くなる体質だった気がする。」
「それじゃあ・・・。」
「この話は無かった事に。」

 それぞれ立ち上がりスザクは茶道具を出しルルーシュはデザートの準備をする。
 突然態度を変えて各々の作業に戻る二人にナナリーは不思議そうに呟いた。

「お兄様もスザクさんもアレルギーなんて無かったはずでは?」



 * * *



 数日後、二人はまた喧嘩する事になる。

「よし! 庭にミニトマトを植えよう。
 あまり肥料を沢山やらないで水も沢山やらない方がいい品種だから安く済む!」
「野菜なんてヤダ! どうせ植えるなら桃やリンゴに柿の木が良い!!」
「馬鹿言うな。桃栗三年柿八年って言うだろうが。
 収穫できるまで待てるか!!!」
「せめて西瓜にしようよ。それか、いも、イモ、さつまいもっ!」
「よく見ろ道具もなしにそんなものを植える場所が作れるか!
 畑を作るのは大変なんだぞ!? ここは簡単で直ぐに植えられるミニトマトだ。
 時間は掛かるがスコップで少しずつ土を作って畑に出来そうなスペースを確保していく。
 来年植えよう。今年はひまわりでも植えて種を取ってそれをお菓子に使おう・・・。」
「ルルーシュ・・・・・・・・・。」

 涙目のスザクにルルーシュは現実を見た提案しか出さない。
 スザクにもわかっている。わかっているが・・・・・・。

「ひまわりだけですか?
 他にもお花をたくさん植えませんか? お兄様、スザクさん。」

 うっ

 可愛らしいナナリーの声が再び響く枢木家。

《《植える物を決めるその前に・・・ナナリーにどう説明しよう。》》

 生活力逞しい皇子と食欲旺盛な枢木家の長男の野望。
 彼らの自給自足の道は何故かとっても険しい。


 END


 なんとなーく書いてみたかったお話です。
 理由がバターのあまりの手に入り難い現在の状況と、食糧価格の高騰にあります。
 原油価格の高騰も原因の一つなので今更ながら本当に色んな影響が出るんだと思い知りました。
 そんな中、食料自給率の問題なんかも取り上げられているので母上が家庭菜園している事もあり色々詰め込んでみました。
 ミニトマトは上手く育てば食べきれない程に取れます。
 毎日毎日採れて腐らせるほどに・・・。
 毎年採れ始めると手間は掛かるけど湯むきして煮込んでトマトスープやソースを作ったり、ドレッシングに付け込んでドレッシングごとサラダにかけて食べるなど工夫しては食べてます。
 だけど意外と子供は好きなんですよ。
 きちんと熟していると凄く甘いのが出来るので。果物並の甘さにまで熟すればスザクも喜ぶかも?

 2008.6.9 SOSOGU

(2008.10.19 GEASSコンテンツへ移動)